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富嶽周回 ~富士山一周87kmの旅~ 前編

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今更ながらの富嶽周回シリーズ!
富士を巡る壮大なスペクタクル巨篇を三夜連続で一挙公開!
ディレクターズカットのロングバージョンでお届けいたします!(笑)
<富嶽周回 前置き編はこちら>


前日から降り出した雨は勢いを増し、起床する5時ごろには風も出てきました。
これから富士山に立ち向かうというワクワク感はあるものの、通常であれば外出を控えるほどの天候に、上がったテンションも押し戻されそうです。

fugaku_05.jpg
手短に準備と栄養補給を済ませ、小分けにした荷物を預けます。
今回コース上には4ヶ所のエイドがあり、それぞれに食料や着替えなど預けることができます。最初のエイド以外の箇所に食料や装備を割り振りました。
なんせ90km近い長丁場。どのエイドに何を預けるかも重要な要素です。悪天候なれど後半には晴れる予報もあり、先行きを予測しながら配分を考えるのはなかなか楽しいもんです。

fugaku_04.jpg
写真を撮ったり薪で暖まりなからスタートを待ちます。
その間にも雨はさらに激しさを増し、笑ってしまうぐらいの土砂降り状態。
富士山を徒歩で一周しようとする無謀な人間達を、まるで大自然があざ笑っているかのようです。
レインウェアは当然必須ではあるものの、思ったほどの寒さはないみたい。この辺りのこの時期にしては暖かいほうらしい。


fugaku_07.jpg
7時をまわり、「それじゃあ、そろそろ行きますか」的なゆる~いスタート。

fugaku_08.jpg
スタート直後からぬかるみ&水溜まりのオンパレード。早くもシューズがウェットに。
これでもかというぐらいかけた防水スプレーも完全に無駄な抵抗でした。
ウェアはチームリガードでもらったゴアテックスのジャケットのおかげで快適ではあるものの、帽子やリュックはあっという間にしんなりしてきます。


fugaku_09.jpg
ロードに出てからも巨大な水溜まりが道を塞ぎ、最初こそ避けて通っていましたが、あっという間にシューズの中はジャブジャブに。あきらめて突っ切ることにしました。

レースでもないし制限時間さえクリアできればいいので、ゆったりのんびりペース。
当初は一眼レフを抱えてバシャバシャ写真を撮りながら走ろうかと思っていたけど、この台風並みの天候ではありえません。防水ではないデジカメを小出しに撮影するも、湿気や水滴で全くフォーカスが合いません。


しだいにトレイルに入りますが、極力ゆっくり走るように心がけます。土砂降りの中、外を駆け回るのはなんだか子供時代に戻ったような不思議な楽しさがこみ上げてきます。

fugaku_10.jpg
ところどころ濁流が道を塞ぎます。これ一般道なら通行禁止なレベルです。
足を滑らせたら流されてもおかしくないほどの水流に用心しつつバシャバシャと茶色い川を横切ります。


fugaku_11.jpg
このあたりまではデジカメで写真を撮りつつでしたが、非防水仕様であった愛機は電源が入らなくなり一足先にリタイアを余儀なくされました。
当たり前のことですが濡れれば壊れます。
今まで主人に画質が悪いと罵られながらも多少の雨風程度の環境であれば頑張って写真を撮り続けてきた彼ですが、さすがに台風級のムチャな状況には太刀打ちできませんでした。

ここからは防水ケータイ君が跡を継ぎます。
ガーミン405のタッチセンスも濡れた手では全く反応してくれないので、やっぱりアウトドア用のウォッチが欲しいなと思うのでした。


最初の20kmはほぼほぼ一本道で分岐もフラッグがあるので迷うことなくも順調でした。
難点は止む気配のない雨と、度々現れる濁流ぐらいでした。

西臼塚に到着し、ロードに出ます。
特に目印はないけど、たしか北上するんじゃなかったかな~と、そのままロードを登っていきます。
時折ダンプが通過する道路脇をひたすらまっすぐ上り続けること15分。
あれっそろそろエイドのはずだけどなんにも目印ないなぁと不安になってきたころ、前方を走るランナーも同様に思ったのか足を止めています。
お互いこっちでいいんですよね~?と話しながらも進んでゆくと、さらに前方からUターンしてくるランナーが。
どうやら道を間違えたらしい。というか自分たちも同様に間違っていました。

その時になって初めて地図をカバンから取り出しました。それまで自分がロストをするなんてことはまったく想定していませんでした。
半信半疑で今来たロードをまるまる引き返します。道路をまたいで反対側の駐車場をしばらく突き進んだ第一エイドを発見!!往復30分のロス。

この大会は地図を読みこなせないとゴールできないものであるということをようやく悟りました。
それまでのレース経験がそうであったように、正直地図なんて万が一の時のものでお守り代わりぐらいに思っていました。すみません、今まで完全に甘くみておりました。
確かに地図をちゃんと見ていれば、トレイルから出たところで道路を横切りまっすぐ駐車場の中を抜ければエイドに到着できました。


fugaku_12.jpgエイドでホットコーヒーを飲んで気を取り直し、いざ戦線復帰!

しばらく林道を進むとゆるやかな道の途中であるにも関わらず突如フラッグがあるのを発見します。
確かに獣道らしきものはありますが、本当にこれがコースなのだろうか???
一度ロストしているだけに疑心暗鬼になっています。地図を確認すると確かにこのあたりでV字に曲がっているのでこれらしい。
でも念のため次のランナーが追いつくのを待って、確認してから獣道のようなところを進むことにします。
(後々知りましたが先頭集団はここで真っ直ぐいってしまいコースアウトしていたらしい)



この天候でなければかなり極上のトレイルですが、路面はかなりウェット。時折大きな水溜りトラップがございます。

fugaku_13.jpgしばらく登ると再びロードに出ます。これは先程間違えた道路、富士山スカイラインです。あのまま間違えて突き進んでいたらここにたどり着いたでしょう。
というかそのままここも通過してしまっていたでしょう。
地図上のルートは道路をまたいでまっすぐ登り続けることになっていますが、何も目印らしきものがない。
案内はないけど獣道らしきものが向かい側に続いています。
なのでここは当然まっすぐでしょう。だんだんこの大会の進み方がわかってきた気がします。



fugaku_14.jpg
この獣道のようなところが実は村山口登山道というらしい。
朽ちた大木が横たわり、地面が苔で覆いつくされた幻想的な森に出会います。
雑誌か何かで見たカナダの風景を連想しました。この森はまたいつか来てみたいと思いながら登り続けます。
ちょうど曲がりくねるスカイラインをショートカットするようなルートですが、第一エイドのあたりからは標高差が500mもあります。

fugaku_15.jpg再度富士山スカイラインを交差して、ひたすら森の中を登りつづけていると(スタートから25.5kmの地点)不意にフラッグがあります。
ここで右折して東西に伸びるガラン沢高鉢遊歩道を進むのですが、うっかりすると見逃して永遠に登山道を登り続ける羽目になってしまいます。



遊歩道に移るとここはほぼ同じ標高のところを進むので楽です。このあたりから風は依然として強いのですが、雨はほぼほぼ止んでいたので気持ちよく走れます。


ほけ~と走っていると、突如5mぐらい先をフッと何かモノノケ!?が横切ったのが視界に入りました。
何、今の!! 熊???

熊にしては小さい感じだったし、犬ぐらいのサイズで灰色っぽかったような・・ 狼? 野犬? 鹿? 猪?
いずれにしてもそこに野生の生物が生息していることは間違いないし、ちょっと身の危険も感じたのでダッシュでその空域を離脱したのでした。


fugaku_16.jpgそれ以後身につけていた熊鈴のミュートカバーを外し、鈴を最大音量で鳴らしながらす進むことにしました。
でもあれはいったい何だったんだろ? くわばらくわばら。




fugaku_18.jpg
須山口登山道を抜けると、砂礫地に出ます。イワユル富士山のイメージに近づいてきました。

fugaku_19.jpg雨は完全に止み晴れ間も覗いてきましたが、風はビュービューと吹き荒れ、ダダッ広い砂地を風に煽られながら御殿場口に向けて駆け下ります。


fugaku_20.jpg
ここで大雨に耐えぬいて走り続けたものへの虹のご褒美。感動です。
たぶんあのタイミングでここを通らなければ見ることはできなかったでしょう。

fugaku_21.jpg
砂地をだぁーーーと駆け下りていくと御殿場口五合目の第二エイドに到着です。
スタッフの人がすごい親切に食料の準備をしてくれます。ここではコーンスープをいただきました。

fugaku_23.jpg
豪雨を耐えぬいたゴアのジャケットはここでお別れ。Tシャツも預けておいたので湿ったのと交換してサッパリ。
ついでに死亡したデジカメもお預け。なるべく余計なものは預けてしまいます。


着替も終わりくつろいでいると、奥宮選手が登場!?
なぜ?間違いなくトップ集団にいるであろう人が自分よりあとから..???
聞くところによると途中で1時間の大幅なロストをしていたらしい。
数分遅れて相馬選手も登場。
トレラン界の若きツートップよりもいつの間にか自分のほうが前を走っていたことに複雑な心境。
奥宮さんは早々に出発したので、おいらもあとを追います。


fugaku_25.jpgここからはブル道と言われるブルドーザー用の砂地をざくざく登っていきます。
須山口から御殿場口にかけて下ってくきてしまった分の標高差を、今度は須走口五合目に向けて富士山を斜めに北上し登り返していく感じです。
ブルドーザーが通る道とはいえ決して楽ではなく、むしろ全コース中で最も苦しい登り。振り返ると下界が見渡せて気持ちがいいのですが、風も強く、歩くのがやっとの状況で、ひたすら我慢の砂地登りが続きます。
遥か前方を奥宮選手も歩いて登っているのが見えますが、次第に距離は引き離されていくのがわかります。

途中途中休憩を入れつつ登っていると遥か後方から相馬選手が近づいてくるのが見えます。妙なプレッシャーを感じ先を急ぎますが、振り返る度に勾配のきつい砂山をぐいぐい距離を縮められていく感じがします。



fugaku_26.jpg
<中編に続く。>
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tag : トレイル 富士山 ロゲイニング

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どーでもいいことですが敬称を「っち」に統一しました。
なので「ねごっち」でよろしく。「さん」はいりません。
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Re: No title

箱根もすごかったみたいっすね。
そちらも楽しみ!

> 前半でこのタフさ!
> うぅ、気が滅入る。。
> 路面、ウエットつーか濁流ですよね?
> 続き、楽しみにしています♪

No title

前半でこのタフさ!
うぅ、気が滅入る。。
路面、ウエットつーか濁流ですよね?
続き、楽しみにしています♪
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新ブログサイト:kanegonia
(新規エントリーはこちらをご覧ください。このサイトは2010年1月までのアーカイブです。)
■2008年に鎌倉に越して来て以来自然に魅せられ、突如トレイルランにハマる30代男子。
スカルワッペンのルーファスがトレードマーク。
(どこかで見かけたら気軽に声掛けて下さいな)

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